2013年05月26日
本格的にガソリンエンジンの販売を始めて数年が経ちます。
今まではエンジン付属の英文説明だけの取り扱い説明でしたが、今後は日本語の説明も付属出来る様、努力致します。
説明に必要な点としてキャブレターの初期設定値と慣らし時の潤滑油の重要性です。
中華製のエンジンの場合DAや3Wなどに比べピストンなどのアルミ合金素材に曖昧さを感じ大きな個体差を生じます。
合金の個体差はプロペラハブの破損、削り出しクランクケースの亀裂、ピストンの耐久力不足などを生じさせます。
その為、何れのメーカーも慎重な慣らし運転方法と推奨オイルの説明になっております。
慣らしに必要な混合用オイルですが高価な合成油は不向きで、必ず半合成油(ホームセンターなどで販売されてる1000円以下の製品)のFCからFDグレードの製品を使い、混合比は25対1から30対1での使用を強く薦めております。
慣らしが終わった状態では合成油の使用も問題は有りませんが、半合成油と合成油の切り替え時にキャブ内のスクリーンの洗浄も必要な場合も有ります。
キャブの絞りですが、RCGF社の様に独自のキャブを使った製品はエンジン別の説明書の作成も必要になりそうです。