2012年11月08日
発売が遅れてましたイーグルモデルエンジン製、120が入りましたので早速、テストベンチに載せ回してみました。
エンジンの特性を知る為、入荷したエンジンの複数をテスト致しました。
既存の中華製エンジンに比べ明らかにトルクが上がりました。
トルクアップに伴いプロペラハブの補強とクランクベアリングの見直しも行われました。
プロペラハブの形状が大きくなりペラの取り付けネジの間隔がDLE-170などのサイズとなります。
ハブの破損とプロペラ取り付けネジの破断は少なくなると考えます。
キャブですがDLE-111と同じくオリジナルポンプキャブを使用しております。
キャブレター内の燃料がドライ状態でもチョークを閉じれば安易に燃料を吸い上げ、初爆致します。
慣らし状態のエンジンですがアイドリングを1300rpmに設定し6000rpm以上の回転数までストレス無く吹き上がりました。
温間時の再始動ですがチョークを再度使われる方法が良さそうです。
再始動性はエンジンの慣らし状態と点火時期の調整でも変化がみられそうです。
シリンダーの内面、ホーニングマーク(クロスハッチ)が吸気側のみ部分的ですが消えるのが早く感じます。
圧縮にも影響しますのでメーカーの改善を期待したいところです。
当方での販売ですが短期間に圧縮が落ちた場合はピストンリング、シリンダーの交換を保障として行います。