スパークホビー

アルミ製　キャニスターなどの補修用ロウ材

この製品はホームセンターなどで販売されてロウ材とは違い低めの温度でロウ付けが可能な製品です。
エアコン、アルミ製ラジエターなどの生産現場で使われてるロウ材です。
１ｍｍの肉厚で２０ｍｍ径でしたら市販のブタンバーナーでロウ付けが可能
注意点として一般に販売されてる汎用アルミパイプを使った場合、ロウの流れが悪くなります。
ピッツタイプのマフラー後部排気管が壊れた場合は、取れた排気管を使っての補修が容易です。

ロウ材径　約１．６ｍｍX５００ｍｍ　　６本入り
専用フラックス付き

アルミ用　ロウ材とフラックスの使用法

ロウ付けが必要な材料を軽くヤスリまたはステンレスブラシで磨きます。

粉末の専用フラックスを水かアルコールでマヨネーズ程度に溶きます。
ロウ付け部分にフラックスを塗ります。

バーナーを使いフラックスを塗った部分を暖めます。
水分が飛び、次に液化が始まります。　
灰色に液化したタイミングでロウ材も母材に擦ります。
温度が適当になればロウはフラックス面に綺麗に流れます。

フラックスの塗布ですがロウ材を始めに暖め、
フラックスを塗っただけでも十分にロウ付け致します。

フラックスが液化しない場合は加熱不足となります。
アルミ材にはロウ付けの楽な物と難しい材質が有ります。
アルミの分類番号で１０００（純アルミ系）は容易にロウが流れます。
その他に４０００番　６０００番も比較的に流れが良いです。

ロウ付けの練習ですが使用されるバーナーが小型の場合、
飲料水に使われてるアルミ缶を裏返してフラックスとロウの流れを確認されると、
良いと思います。

ロウ付け後はお湯などでフラックスの洗浄を行ってください。
フラックスが影響する酸化を防ぎます。